バタ足は速くない!実証実験!

先週、報道ステーションで元オリンピック銅メダリストによる、バタ足とノーキックでの実験が放送されました。

まず、思いっきりバタ足して25mをクロールで泳いだタイムが16秒でした。

次に足首をアンクルストラップで固定し太腿にはプルブイを挟み、伸ばしたまま全く動かない状態にし、泳いでみると14秒でした。

この結果は僕としては至極当然で、膝の曲がり幅の大きいバタ足はストリームラインが崩れ、筋肉を緊張させる力みが発生するため腰もやや反り気味になります。水の抵抗を考えると、身体は真っすぐに水面直下にある事が重要です。

どうしてもバタ足したい人は水しぶきが立たないようにかかと、つま先が水上に出ない深さでほぼ膝を曲げないようにし足首から先のみで高速な動きをすると速く泳げます。

この方法で先程のスイマーが25mを泳いだ結果13秒でした。

ということで、TIスイム理論のツービートキックは楽で長く美しく更に速く泳げるということが証明されました。

どうですか、ご自分のキックを見直しましょう!